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暴れん坊将軍が大好きです! だってカッコエエんだもん。 まぁ、権力を傘に着た振る舞いと言えばそれまでだし、大体「吉宗さんはそんな暇じゃないだろう!ハンコ押しとか一杯やる事あるだろう!」とか思うのだが、そんな事は大事の前の小事である。(意味違うか?) ともかくキッチリ54分以内に事件を解決し恨みを晴らしてくれる将軍様はエライのだ! じゃなくて・・・・何がスゴイって話だ。
ラスト5分では佳境に入り、
ってな訳でザッと20人もの悪者部下を含めてバッサバッサと斬り捨てるのだ。 じゃなくて・・・・何がスゴイって話だ。 松平健さんの太刀捌(さば)きは感動すら覚えるのだが、本当に日本刀1本であんなに人斬れるんかい?
高純度の鋼(はがね)で構成されていて1kg強だが、75cm前後の長さの鉄を両手で振り回すには相当の腕力が必要だ!
ウソだと思ったらアイアン2本ほどを腕より高く持ち上げたまま1分間ほど振り回してみ! それで火花が散る程の格闘が出来る吉宗さんはきっと夜な夜なダンベルを持ち上げて訓練していたに違いない・・・・。 じゃなくて・・・・何がスゴイって話だ。
刃物がその性能を発揮しなくなるには2つの要素がある。 だから実戦では、
1:かなり余裕のある時は刃面を使わず刀背の「峰打ちだけ」で気絶させてしまう。
といった戦法で「刃を温存」する訳である。
もう1つは「人間は脂の塊である」という事だ。
キャリパーに指紋が付いただけでブレーキクリーナ噴くような人ならきっと卒倒してしまう位のギラギラなのである。 以上の事から「それらの理屈を乗り越えてバッサバッサと斬り捨てる将軍様の技術はスゴイ!」になるのである!! 実際に「達人とは道具を労(いた)わりながら事を成す人」の事を言うのであって、個人能力差によって道具への見解がかなり異なる分野ではある・・・・。
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