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2017年12月24日
はっ!今日はクリスマス・イブじゃん!
なのにこんなことしてるあたしってば・・・・・(泣)
【先ずはこれまでの経緯について】
2016年8月時点で114kgの体重で血圧150だった自分が、健康診断で胃のレントゲン撮影時に「高血圧で卒倒されては堪らない」との理由から医師に拒絶された事について人事部からエラく怒られた腹いせに始めたダイエット。
2017年12月現在で体重は71kg、血圧76と普通の人になっている。
(この経緯については「痩せてやる!Part3!」で毎日レコーディングを実施してきたのでそちらを見て頂ければ)
この副作用としてAGAの侵攻(!)を加速させてしまったり、便秘で苦しんだりといろいろあったが、現在の悩みは「わたし、脱ぐとスゴいんです!」なのだ。
もちろん「スゴい」とは、脂肪が完全に無くなって皮脂の行き場が無くなった状態が全身を覆っているという意味での「醜い!」ということ。
これを何とかするためには、
@また太って皮を張る
A外科手術で全て取り去る
B自然に無くなるのを待つ
C筋肉武装をして目立たなくする
になるのだが、
@絶対にイヤっ!
A大金が必要!
B10年計画じゃん!
であって、どれもが論外。
残ったCについては、そもそも-43kgの減量の殆どが脂肪ではあるのだが、筋肉もその殆どを削ぎ落としてしまっている。
これは人体の仕組み上どうにもならない性であり、ダイエット中は目的選択により諦めざるを得ない事実である。
しかし最終目標であった体重65kgを前に、外科医や内科医を訪ねて自分の身体を知る事で、骨格的に70kgを限界としてもよいのでは?に傾いている。
よって、ダイエットを終了するつもりは無いのだが、手を緩めてカロリー計算と筋肉量アップを図ってもよい時期と判断した。
そこで「痩せてやる!Part3!」の後半にも記した「ということで・・・・・・ダイエットに続いてマッスルという2度目の変態を開始します」になった訳だ。
改めてここで要約すると、
スポーツジムに通おうと調べてみたらやっぱり高い!
しかも土日だけしか行かない、雨の日も行かない、人気機材は順番待ち・・・。
そこでベンチプレスや、
ケーブルマシンを自宅に導入しちゃえばいいじゃん!
になった訳だ。
しかしいづれも重量が100kg〜150kgであり、床の補強が必要になるため早急にという訳にはいかない。
そこでベンチを導入し、
可変ダンベルを導入し、
リビングの床の補強工事を行ったのが10月初旬。
根太の本数を2倍にし、耐荷重を建築基準法の180kg/m^2から3倍の600kg/m^2に補強した。
・・・・という経緯があり、これでやっと導入準備が整った訳だが、しかしリビングの配置を変えるにあたり、大型の飾り棚や書籍棚を何とかしないとスペースが足りない。
いづれも安いものではなかったので誰かに貰ってもらえればと当たってみたのだが、大型のアンティーク家具を受け入れてくれる住居は少なく断念。
そして先週になってやっとリサイクル屋に引き取ってもらったという訳だ。
【設置】
前置きが長くなったが、ここからいよいよ設置。
先ずはお掃除!
棚やボードが無くなると案外広く感じるものだ。
掃除後、用意しておいた12mmのコンパネを敷く。
床を補強した際に、予め大工さんに面取りしてもらったので角が無い仕様になっている。
午後になって到着。
今回は事前に目星をつけていた「アイロテック150V2」というホームジム用ケーブルマシンを選択。
ウェイトはMAX150ポンド(68kg)で、現在の自分には十分過ぎる荷重容量。
重量は112kgで専有面積はW128×D140×H204cmとなっている。
9ヶ所の筋肉を16種類ものトレーニング方法で鍛える事ができる。
これで売価が43,200円だから驚きだ。
100kg超えの荷物なのに送料無料だから有り難い。
しかし宅急便のおじちゃんはたまったものではないようで・・・・。
検品。
この手のものは欠品や欠損が多いので最初にチェックしておくことが重要。
恐らく塗装もこの価格では期待できないのでそっと扱うこと!
(2倍以上の値段じゃないとカチオン塗装とか無理だもの)
組み立て説明書。
結果的にこの表紙の絵と見比べながら進める必要があるほどプアーなマニュアル。
システム導入だったら納品物として完成図書には入れられないわな・・・・。
76点ものパーツで構成されている。
これを組み上げる訳だ。
プラモデル感覚でとってもワクワク!
「組立には危険が伴いますので必ず2人以上で十分注意して行ってください」って言われても・・・・。
先ずは、全体の構成を頭に入れる。
最大幅や後部クリアランスを視覚で覚え、最終的なコンパネ(マット)の位置を確定する。
ボルトは5mm単位で複数あるため、取り違えると後から相当面倒だと気づく。
最初に全部開封してサイズ毎に並べておく方がよいだろう。
この時に全ての本数もチェックしておく事。
必要工具は、
・スパナ(17mm、19mm)
・ネガネレンチ(17mm、19mm)
・ラチェットレンチ(17mm、19mm)
・六角レンチ
・プライヤー(今回特別に必要だった)
・プラハン(今回特別に必要だった)
組み立て開始!
マニュアルをパッと見るとやる気を無くすくらいに簡素。
でも焦らずにじっくりと反芻しながら何度も読み直すと頭の中で構成ができてくる。
「たぶんこうじゃね?」って考えながら進めると案外上手く行くものだ。
結局2人作業が必要だったのは一箇所のみで、ウェイトのガイドパイプをフレームに固定するヶ所だけ。
ここはもう力づくのアクロバット工法(!)でクリア。
それとハイトが2メートルを超えるので、背の低い人は一人ではやっぱ辛いかも?
開始から2時間後。
外はもう暗くなってきて寒くもなってきたのでフレームを組み上げた時点で終了。
今日はこれを見ながらの晩酌だ!
で〜っ!
ゴミの山でキッチンへの通路が塞がれている!
晩酌がぁ〜!!
翌日。
朝から続きを始める。
2時間後。
ワイヤリングを除く全ての組み立てが終了。
まだプーリーの設置や可動部の締めは行っていない状態。
ただしこの時点でのメインフレームはガッチリと固定し、修正の無いようにする。
機械屋の自分としては、ボルトの接続部の緩みによる応力破断などイヤという程経験してきているので、例え個人向けであっても手は抜かない。
ちなみに「ガッチリと固定」は「力任せに」ではないので注意が必要。
メガネレンチの腕の長さは要求トルクに準じて作られているという事を忘れてはならない。
1時間後。
ワイヤリング完了。
腹の立つマニュアルを穴が空くほど見つめ続ければ何とかなる!
(せめてケーブルに番号くらい振れよ!)
取り回しのやり直しや接続金具の取り違いを経てようやく完成。
工具で今回特別に必要だったプラハンとプライヤーの使い処とは?
プーリーを挟むU字ステーの幅が狭くて入らない!
どうするか・・・・プライヤーで挟みながらプラハンで思い切り叩く!
まっ、こんなのは愛嬌のうちだね。
幸いにもワイヤー長の調整はチェーンだけで済んだので助かった。
プーリーの締め付けは、初めはバックラッシュを取っていたんだけど「あれ?これってベアリング入ってるじゃん!」って気付いてから締め付ける事に。
全ての可動部のクリアランス調整とワイヤー摺動部の点検を終えて完成。
総時間は5時間掛かったが、かなりゆっくりと丁寧に作業したので疲労は全くない。
ベンチと可変ダンベルも置いて、ついにホームジムの完成だぁ〜!!
残された課題は「ほんとうに継続するんだな!?」って事だけか・・・・。
おしまい。
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