【2011年2月】
三菱の液晶モニタはフルハイビジョン対応だ。
当然これはテレビ放映を意識してるわな。
で、これを機に、実は前からよく判らなかったケーブルTVと屋内配線の関係についてキチンと調べてみた。
我が家は4年目からJ:COMの有線TVであるが、その前まではアンテナ受信だった。
確か15年前に新築した当時、最新設備だった、
・アナログBS放送
・ISDN回線
は壁に埋め込む予定だった。
しかしシステム屋の自分としてはISDNの先が見えていた為に、衛星放送だけを共有配線にしてもらった記憶がある。
ただ、それから今日までパラボラアンテナを一度も設置した事がなかったので証明は出来ていない。
J:COMにした理由は、
・勧誘ノルマ時期であり殆どタダで導入が出来た。
・インターネットも電話も同時に有線に切り替える事で更に割安に出来た。
・ナショナルジオグラフィクとディスカバリは前々から視聴したかった。
である。
ただここで屋内配線がどう変わったか?までは業者一任に付き、調べてなかった。
改めてJ:COMに問い合わせる。
結局は2階のPCで地デジ&BS&ケーブルチャンネルを見たい訳なのだが、J:COMと地デジチューナーメーカーとショップ店員にQ&Aする事数時間の成果として、
@現在の屋内配線はJ:COMが引き込んだ回線に結線してる為、屋外アンテナとは切断した状態になっている。
AJ:COMが提供する地デジ放送は、パス・スルー方式というソースをスルーして送っている為に、屋内のどのアンテナ口でも地デジチューナーに接続さえすれば無料で視聴・録画する事が可能。
BBS及びケーブルチャンネルは、トランスモジュレーション(いわゆるトラモジ)という方式で、独自のスクランブルを掛けていて、STB(セットトップボックス)を介さないと視聴出来ない。
Cつまりは地デジチューナー側でBSチューナーを搭載していても、STB以降のいわゆる外部ソースを受信する事は出来ないので、全く意味が無い。
D同じ理由で録画も不可である。もちろんアナログ変換したソースをPCに取り込むなら問題ないが、これではハイビジョン受信の意味が無くなってしまう。
それではBSパラボラアンテナを建てた場合、J:COMと共有できるのか?の疑問に対しては、
E外部アンテナでBSデータを拾う事に関しては、J:COMのBSデータはトラモジなので混在する事は無く、全く問題ない。
F逆に地デジはパススルーである事から、外部アンテナとのデータと混在してしまうので接続してはダメ。
GPC側チューナーの地デジとBSが別口になっている場合は分波或いは分配する必要があるが、共有口の場合は分波も分配もする必要は無い。
これより、
STEP1:PC用の地デジ&BSチューナーを購入し、屋内アンテナ口と単純に接続して地デジが視聴・録画できる事を確認する。
STEP2:BS用パラボラアンテナを設置して屋内配線に結線してBSチューナーが反応する事を確認し、視聴・録画できる事を確認する。
STEP3:もし2階でもケーブルチャンネルが見たくなったらHDD付きのSTBを置いてPCに取り込んでみる。(月額420円)
となるのだろう。
尤も、SETP3:は面倒だし月額が掛かるのでやらないと思う。(今現在でも1階のリビングで録画すればいい事なのだから)
という訳で、早速STEP1から。
ここでやはりMB選びは熟慮すべきだったと後悔する。
すでにIEEE1394とUSBとシリ・パラの口が無い&足りない事に「買い直そうかな」とまで考えているのだが、現時点では諦めて、
・外付けUSB対応
・BS対応
・録画予約ソフトが付属している事
からバッファローのDT-70/U2に決定。
アマゾンのお急ぎ配送に慣れてしまうと止められないよ・・・・・(ため息)・・・・・翌日到着。