2015/08/02
googlemapで茂原駅を中心に”史跡”で検索すると「史跡長柄横穴群資料館」なるものが該当する。
早速「長柄横穴群」で調べてみるとウィキまであるようだ。
という事はそれなりに由緒あるものなのか?
まぁ、ともかく面白そうなものが近くにあるので行ってみた訳だ。
西暦600年ごろというから1400年前。
古墳時代という聞きなれない時代のさなかの話だそうな。
俺らジジイは小学校で”縄文時代⇒弥生時代⇒飛鳥時代⇒奈良時代”と習ったものだが、
いつのまにか”縄文時代⇒弥生時代⇒古墳時代⇒飛鳥時代⇒奈良時代”となっているらしい。

要は古代の墓である。
山の斜面に穴を掘って墓にした訳で、そりゃ自然に”横穴”になるわな・・・。
墓の単位は”基”らしく、ここ千葉県長生郡長柄町にある”長柄横穴群”には36基の墓があるそうな。

57年前の昭和33年に発見されてから、平成9年に公有化されるまでの39年間は、荒らされ放題だったようで、小学生の頃にはかくれんぼして遊んでいたなどという話を聞く。
よって壁に刻まれた当時の紋様などは跡形も無い基が多いのだそうな。
まぁ・・・・そんなものだろう・・・・・。

まぁ、住まいではなく墓なんでこんな風景は無意味か・・・・。

まわりは田んぼだけだし、日曜日にもかかわらず全く人気は無いし、なんとものんびりとした散策コースだ。

史跡と公園が一緒になっているらしく、たまには喧騒を離れ、のんびりと静かな自然を堪能しながら家族でお弁当を広げる・・・・なんて情景にはぴったりの場所だ。

おしまい。
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